毛根は再生できる?死滅した毛根を復活させるには

薄毛・抜け毛の予防対策 2018.03.12

毛根はそう簡単に死にません

よく髪の毛が生えなくなってくることを「毛根が死ぬ」と言いますよね。育毛がうまくいっていない人でも「毛根が死んでいるからさ」と言う人を見かけますが、ご安心ください。

毛根はそう簡単に死にません。

そのため、一度髪の毛が生えてこなくなったとしても適切な治療や生活習慣の改善で再び髪の毛が生えてくることは十分に期待できます。こちらでは「毛根が死ぬ」ことの本当の意味と毛根の仕組みについて紹介します。

髪の毛は細胞分裂によって伸びている

髪の毛は何もないところから伸びているように見えますが、ちゃんと毛根には髪の毛の基盤である毛乳頭と毛母細胞があります。毛乳頭は皮膚と毛母細胞をつなぐ役割をしている組織で栄養の供給や毛母細胞へ指令を出すことを担っています。毛母細胞は髪の毛の元になる細胞でたくさん分裂を繰り返して髪の毛を作ります。毛母細胞と毛乳頭を合わせて毛球と言います。よく毛穴の断面図で球のようになっている部分です。

ちなみに、毛根とは毛穴に入っている部分のことを言います。つまり、毛根が死ぬと言うことは毛母細胞と毛乳頭が死ぬことを意味します。

髪の毛が抜けた時にくっ付いている白いものは?

毛乳頭や毛母細胞は皮膚と強固につながっているので髪の毛と一緒に抜けてくることはありません。しかし、髪の毛を抜くと根元に透明の物体がついています。よく毛根が抜けたと勘違いされますがあれは毛根鞘という死んだ細胞です。毛根鞘は毛穴と髪の毛を接着する役割を持っている部分で抜けても問題ありません。毛根鞘の色素が抜けているのは毛髪が成長しきって色素供給を終えた証ですからこれも心配無用です。

ただし、抜けた髪の毛の根元にべたべたしたものがついているなら皮脂の可能性があります。皮脂を放っておくと毛穴を防ぎ炎症を引き起こしますし、もしかしたら脂性肌になっているかもしれません。気をつけましょう。

もしも毛根鞘が黒い場合は成長して休止期に入る前に抜けていることを意味します。ヘアサイクルの乱れを疑ってください。

毛根が死ななくても薄毛になります

毛根が死ぬと言うことは毛球が死滅すること。だからこそ永久脱毛では毛穴をレーザーで毛包や毛乳頭を何回も焼きます。脱毛クリームやワックスではほぼ再生してくるでしょう。日常において毛根の死滅を疑うべきは毛根に血液が付いている時です。これはひょっとして毛乳頭が一緒に抜けてしまったかもしれません。

以上から薄毛で悩んでいる人もそうでない人も同じように毛根が生きていることが分かります。では、どうして毛根が生きているのに薄毛になってしまうのか?

それは何らかの原因で毛乳頭や毛母細胞の機能が止まってしまうからです。特に考えられるのは毛乳頭が毛母細胞に栄養と指令を送れなくなっている状態です。薄毛対策にストレス管理や食生活改善、マッサージが良いと言われるのも頷けますね。

AGAも毛根が機能停止しているだけです

ではAGA(男性型脱毛症)は毛根が死滅しているのでしょうか?それとも毛根が機能停止しているだけなのでしょうか?答えは後者です。AGAは強い効果を持つ男性ホルモンのジヒドロテストステロンが発毛を抑制することで発毛サイクルを狂わせます。健康であればしっかり成長してから脱毛する髪の毛が成長する前に休止期に入り、最終的には毛母細胞が分裂しなくなってしまうのです。

AGAは毛根が機能停止しているだけですから適切な治療を受ければ食い止めることができます。さらに機能が停止してしまった毛根も再び活性化することができれば再生の可能性があります。

AGA治療はどのように行われるのか?

AGAクリニックではAGAの治療が行われていますが、ここでの治療とはAGAを進行させないことです。AGAはジヒドロテストステロンによって引き起こされる脱毛症ですからジヒドロテストステロンの生成を食い止めれば治療になります。具体的にはテストステロンをジヒドロテストステロンに変える5αリダクターゼの抑制を行います。

機能停止した毛根を再生させるには?

AGAの治療と呼ばれるのはAGAの進行を食い止めることです。つまりジヒドロテストステロンの量を抑えたとして機能停止した毛根が再生するとは限りません。そこで毛根を活性化させるにはこのような方法が取られます。

治療としてできること

治療としてできることはグロースファクター療法脂肪幹細胞療法です。こちらではそれぞれのポイントを簡単に解説します。

グロースファクター療法

グロースファクター療法とは成長因子とも呼ばれるグロースファクターを注入して毛根を活性化させるものです。グロースファクター法を用いると止まってしまっている毛母細胞に良い影響を与えることができます。つまり毛乳頭の司令通りに発毛ができるようになるわけです。AGAクリニックにおいてはAGAメゾセラピーやプラセンタ注射、HARG療法などの形で行われています。

ちなみに、グロースファクターは毛根を再生させるほかに肌のエイジングケアに用いられることもよくあります。育毛剤にグロースファクターが含まれていることもあります。

グロースファクター療法で使われるものを突き詰めればタンパク質なので人体への影響は少ないと考えられます。

もっとも有名なのはHARG療法

HARG(ハーグ)療法とはあらゆる細胞の元となる幹細胞から発毛を促進させる成長因子を含むたんぱく質を抽出して作られた薬品・AAPEを用いた方法でAAPEの成長因子で毛球に働きかけるほか毛包にある幹細胞も刺激して相乗効果を生み出します。

さらにAGAクリニックではAAPEに加えて様々な育毛成分を調合しているので髪の毛が強くなることや抜けにくくなることも期待できます。最も広く使われている治療法です。

脂肪由来幹細胞療法

脂肪由来幹細胞療法は、成長因子を抽出するのではなく幹細胞を直接注入する方法です。幹細胞を注入すると成長因子で毛根の再生に働きかけるだけでなく毛根に栄養を送るための血管に分化してくれます。ここがグロースファクター法との大きな違いです。他にも幹細胞は健康な頭皮に必要な細胞に変わってくれます。

毛髪の成長に特化したいならグロースファクター法が、毛包やその周辺にも問題が見られるなら脂肪由来幹細胞療法がおすすめされます。

もちろん使う幹細胞は患者さんのものですから副作用の心配はまずありません。歯の移植でも豊胸でも自己由来の材料を使うことは副作用のリスクを減らせると考えられています。

日常生活の中でできること

では日常生活の中ではどのようなことができるのかを考えてみましょう。健康な髪の毛が生えてくるためには毛母細胞に発毛の司令と十分な栄養が送られればよいことは解説した通りです。

日常生活でできるのは毛母細胞に栄養をしっかり送ることでしょう。たとえばこんなところに気を遣うと良いです。

ストレスを溜めすぎない

薄毛はストレスが原因と言われるのは割と正しいです。ストレスはホルモンバランスを乱し、血管を収縮させてしまいます。体を緊張状態にすると髪の毛に栄養が行きわたりづらくなるので適度な睡眠とストレス解消をしながら体をいたわりましょう。交感神経を刺激するものであれば同じように量を調節してください。例えばタバコはニコチンが血行不良の原因となりますし、コーヒーのカフェインも緊張状態を引き起こします。

ストレスと言えば好ましくないものばかり想像しがちですが体に影響を与えるものは全てストレスになります。良いことがあった時や思い切り騒いで楽しんだ後もしっかり休むようにしてくださいね。

食生活を改善する

次に考えられるのが食生活の改善です。髪の毛は死んだ細胞ですが毛乳頭も毛母細胞もしっかり生きています。原料となるたんぱく質はもちろん代謝を助けるビタミンBや血行促進に役立つビタミンE、その他に発毛とかかわりの深い亜鉛もおすすめです。基本的には人間に必要と言われる栄養素をバランスよく摂取するのが原則です。

逆に体に負担をかけるような高カロリーな食事や多すぎるアルコールは体に老廃物を溜める原因になるうえ血行不良まで引き起こしかねません。

サプリメントもおすすめ

毎日の食事で管理しきれない時はサプリメントの利用もおすすめです。サプリメントは欲しい栄養素だけを効率よく摂取できる頼もしいアイテムで、中にはAGA対策が期待できる商品もあります。

頭皮マッサージをしてみる

頭皮を直接マッサージして血行促進するのも良いでしょう。ただし、マッサージの力が強すぎるとかえって頭皮や毛根を傷つけてしまいますから指の腹で優しく揉みこんでください。特に大きな血管の流れる後頭部のマッサージがおすすめです。目指すは指でつまめる頭皮です。美容室でヘッドスパを受けるのも良いでしょう。

育毛剤を使う

育毛剤は発毛と関係なさそうです。でも弱っている髪の毛を抜けづらくすることや頭皮の血行促進を目的にした育毛剤もあるので、毛根再生のために試す価値はあります。科学的な根拠を求めるなら血行を促進できるミノキシジルが入った育毛剤を使いましょう。

死滅してしまった毛根を再生できるの?

死んでしまったものを再生することは難しく、体の組織が死滅した時も細胞分裂で新たに組織を補うのが限界です。現段階では完全に死滅してしまった毛根の再生は望めませんが、未来はそう暗くないようです。

iPS細胞が薄毛を救うかもしれない

死滅してしまった毛根を再生させるかもしれないと注目されているのがiPS細胞です。iPS細胞は様々な細胞になれる幹細胞の中でも特に多様性を持っているもので、細胞分裂を促進したり生きている細胞を助けたりするのではなく死滅した部分にゼロから毛包や毛乳頭、毛母細胞を作れるのではないかと研究がすすめられています。今のところは実験段階ですがマウスの細胞を用いて毛包の再生に成功したと言うニュースがありました。とはいえ生えてきた毛は産毛程度だったようです。

まだ希望を捨てなくても大丈夫そうですね。

毛根の再生は十分に可能性がある。諦める前にAGAクリニックへ

死滅した毛根を再生させるのは極めて難しいですが、多くの薄毛は毛根が生きています。そのため生きている毛根がもう一度機能するように働きかければ元通り髪の毛が生えてくるでしょう。だから今髪の毛が抜けて困っている人も「毛根が死んだ」などとあきらめずAGAクリニックで対策を教えてもらいましょう。AGAは放置しているとどんどん進行します。無料カウンセリングだけでも早めに受けてくださいね。

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