ミノキシジル配合のAGA治療薬リアップの効果は?育毛剤とは違うのか

AGAの基礎知識 2018.08.30

リアップはミノキシジル配合だからAGAに効果的

リアップは育毛剤でなく発毛剤です

頭に直接塗布するリアップのCMを見ると、「リアップは育毛剤の一つだな」と思ってしまいますね。ところがリアップは一般的な育毛剤とは違う発毛剤、わかりやすく言えば毛生え薬ですね。

リアップは鷲のマークでおなじみ大正製薬が作った「日本初・ミノキシジル配合外用剤」で”髪が再び復活する”ようにとこの名前になったようです。

リアップはミノキシジルの配合濃度が1%でしたが、新発売のリアップX5プラスにはミノキシジルが5%配合されていてより強い効果が期待できます。

ミノキシジルはどのように発毛を助けてくれるのか?

ミノキシジルはもともと血圧を下げるための薬でした。しかし血管を広げて血流を改善する効果が頭皮の血行促進にも効果的であることがわかり発毛剤として認められるようになりました。一般的な育毛剤と異なりきちんとした科学的根拠の元で推奨されています。

ミノキシジルは錠剤タイプのものもありますが、副作用の強さから日本では製造および販売が認められていません。リアップX5プラスについても通常のリアップより副作用リスクが高くなるため不安なら医師・薬剤師に相談してから使うと良いでしょう。

ちなみに、ミノキシジルは血行促進と関係なく発毛を促進することも知られています。AGA以外にも様々な原因の脱毛症に役立ちます。

頭皮の血行はどうして悪くなるの?

頭皮の血行は、毛根への栄養供給の度合いと強く関連します。そのため、血行が良くないと強い髪の毛が育ってくれません。それどころか栄養と酸素が足りないせいで薄毛になってしまうこともあります。

血行を悪くしてしまう原因は加齢やストレスです。年齢を重ねると血管が硬くなってしまうし、体がストレスで緊張状態になるとそれに伴って血管が収縮されます。毛細血管は赤血球一つ通れるくらいの細さなのでわずかな変化も無視できません。

育毛剤は科学的根拠が不十分

一方、育毛剤は毛生え薬ではありません。育毛剤とはすでに生えている髪の毛が伸びやすくなったり太くなったりすることを目的とした製品ですが、リアップのように抜けてしまった髪の毛を再び生やす効果はないのです。

育毛剤の有効成分≠髪の毛を伸ばす成分

実際、育毛剤を見てみてもリアップのように医薬品ではなく化粧品に分類されているものも多いです。各社は髪に良さそうな成分を配合しているのですが残念ながら医学的な根拠は不十分です。医薬部外品の育毛剤についても頭皮の保湿や殺菌に対しての有効成分が認められているだけで間違いなく育毛や発毛に関わる有効成分は含まれていません。

薬機法を無視した説明も多々みられますが注意してください。

育毛シャンプーも科学的根拠なし

育毛シャンプーも科学的に髪の毛を生やす、髪の毛を育てる効果が証明されていません。育毛のためではなく頭皮ケアのために良いシャンプーを選びましょう。

リアップだけではAGAを治せないって本当

リアップは直接AGAを止めることができない

リアップを始めミノキシジル外用薬、ミノキシジルタブレットはAGA治療薬として一般的ですが、実はミノキシジルには血行促進効果や発毛促進効果が認められている一方でAGAの原因を解決する力は認められていません。

AGAは一般的な加齢やストレスによる脱毛と違います。リアップだけでは「弱いAGAなら止められるかも」というのが結論です。いったい、AGAとはどのような現象なのでしょうか。

AGA(男性型脱毛症)は髪の毛の成長が止まる病気

広告でよく目にするAGAとは、男性ホルモンの影響による脱毛症です。ジヒドロテストステロンという男性ホルモンが生成されるといくつかのプロセスを経て発毛を抑制してしまいます。発毛を邪魔された毛根は髪の毛を成長させられず、そのまま髪の毛が抜け落ちます。発毛→不完全な成長→脱毛を繰り返すことで髪の毛はどんどん弱り、最終的には髪の毛が生えなくなってしまうのです。

AGAは遺伝が原因

ジヒドロテストステロンだけ抑制できれば良いのですが、この物質は主要な男性ホルモンであるテストステロンを材料とします。そもそもホルモンの分泌は基本的な機能なので病気というよりは体質と説明した方が良いです。

AGAの原因は遺伝です。生活習慣やストレスは促進させる要因に過ぎず、あくまでジヒドロテストステロン受容体の感度やテストステロンをジヒドロテストステロンに変える5αリダクターゼの多さが関わっています。

AGAを治せる薬は、ない

AGAを治せる薬はありません。よって、AGAとわかった場合はAGAを”止める”ための薬を服用し続けなくてはいけないのです。いつまで、という目安はなく半永久的に飲み続けることになります。

AGA治療にはプロペシアとザガーロが必要

AGAを治療するには発毛促進できるリアップだけでなくAGAそのものを止める薬も必要です。それがAGA治療薬の定番、プロペシアとザガーロです。

これらの薬にはジヒドロテストステロンを作り出す5αリダクターゼの働きを抑制する効果があり、AGAの進行を食い止めてくれます。薄毛の人でも発毛するための力は残っているので6ヶ月ほど服用を続けると髪の毛が増えてくれます。より髪の毛が生えやすくなるようにプロペシアかザガーロとともにリアップも使われます。

一般的な皮膚科には置いていない場合があるので頭髪問題に特化したAGAクリニックを受診することをお勧めします。

プロペシアとザガーロの違い

プロペシアとザガーロは有効成分が異なり、ザガーロの方が強いです。

プロペシアにはフィナステリドという有効成分が含まれていて1種類の5αリダクターゼに作用します。その一方でザガーロはデュタステリドという有効成分が含まれていて2種類の5αリダクターゼに作用します。私たちの頭皮には2種類の5αリダクターゼがあるのでザガーロの方が有効というわけです。

ただし、ザガーロの方が採用されてからの年数が浅いこと、値段が高めであることなどチェックすべき点はあります。

AGA治療に役立つリアップのジェネリック?メディカルミノキ5とは

これから、リアップのジェネリックが出てきます

これまでミノキシジル外用薬といえばリアップでした。しかし、最近はアンファーが発売するメディカルミノキ5のCMが流れるようになりました。香取慎吾と草彅剛が出ています。実はこのメディカルミノキ5、リアップのジェネリック医薬品です。

ロートなど数社がリアップのジェネリック医薬品を今後販売するものとみられます。

ジェネリック医薬品=効果がほぼ同じ

ジェネリック医薬品とは後発医薬品とも呼ばれ、特許期間が過ぎた薬を真似たものといえばわかりやすいかもしれません。ただし生半可な模造ではなく有効成分や効き目についても元となる薬(先発医薬品)と同じでなければいけません。

ジェネリック医薬品は開発費用が大幅に安くすることや製造技術に工夫できることから安くなる傾向にありますがメディカルミノキ5はリアップX5プラスよりむしろ高めです。

もちろん、ジェネリックですからどちらも同じ効果が期待できます。

もしかしたら他社がリアップより安い価格でミノキシジル外用薬を販売してくれるかもしれません。

なんとミノキシジル15%も!海外のミノキシジル外用薬は大丈夫?

ミノキシジル外用薬は国内のドラッグストアや薬局で買う他に海外から個人輸入することも可能です。なんと海外にはミノキシジルが10%や15%配合されたローションが売られています。リアップX5プラスでも5%なのでいかにすごい値かわかりますね。

しかし、過ぎたるは猶及ばざるが如し。ここまで数値が高いと本当に安全なのか疑問です。リアップでさえ最近までは1%のものしか売られていませんでした。あくまでも自己責任で使うかAGAクリニックで相談してから試すことをお勧めします。

リアップの効果や副作用が気になる人はAGAクリニックで詳しい説明を受けよう

本記事ではリアップが他の育毛剤と違うこと、しかしリアップだけでのAGA治療が難しいことを紹介しました。本気でAGAをどうにかしたい、髪の毛を増やしたいならAGAクリニックの受診をしましょう。あなたのAGAに合った組み合わせで薬を処方してもらえます。

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