ちょっと待って!AGAの意味を知らずに治療法を探していませんか?

AGAの基礎知識 2018.05.23

AGAの意味は男性ホルモン型脱毛症

AGA(エージーエー)ってどんな薄毛なの?

薄毛治療の広告で良く見かけるようになったAGA。これはandrogenetic alopeciaの文字を取ったもので直訳すれば男性ホルモン型脱毛症となりますがわが国では男性型脱毛症という名前で扱われています。

AGAの原因はジヒドロテストステロン

AGAの原因はジヒドロテストステロンという男性ホルモンが髪の毛の成長を抑制するからです。髪の毛は成長と脱毛を繰り返して維持されるものですがジヒドロテストステロンが邪魔をすると髪の毛が成長しきる前に抜け落ち次に生えてくる髪の毛がどんどん細くなっていきます。最終的に髪の毛が生えなくなっってしまいます。

AGAの特徴は?

AGAの特徴は進行パターンにあります。AGAは他の薄毛と違って頭頂部、おでこ、剃り込みのどこかから集中的に髪の毛が抜けていきます。どこからスタートしても側頭部と後頭部の髪の毛が残りやすいです。お察しの通りAGAは男性によく見られる薄毛です。

女性がAGAになった場合はFAGAと呼ばれます

AGA(男性型脱毛症)はその名の通り男性によく見られる症状ですが、男性ホルモンが女性にも分泌されている以上、女性のAGAもあります。女性がAGAを発症した場合はFemale(女性)という単語をつけてFAGAと呼ばれます。AGAもFAGAもジヒドロテストステロンが関わっている点で共通していますが、原因、症状、治療法の全てが異なります。

女性の場合はもともと男性ホルモンが多くないため原因は女性ホルモンの減少です、次に男性と違い全体的にボリュームがなくなるびまん性脱毛が見られます。男女差から使う薬も違うので女性は女性向けのAGAクリニックを利用します。

AGAは遺伝が関わっています

発毛を邪魔するジヒドロテストステロンが多い人はAGAになりやすく、ジヒドロテストステロンが少ない人はAGAになりづらい。この違いはジヒドロテストステロンが生み出される過程にありました。

結論から申し上げると、AGAは遺伝の影響が大きく病気というよりも体質と理解した方が良いでしょう。

ジヒドロテストステロンはどのように作られるのか

ジヒドロテストステロンは男性ホルモンであるテストステロンと5αリダクターゼが反応することによって作られます。そのためジヒドロテストステロンの量は5αリダクターゼの量と関わっています。

テストステロンは男性の成長や健康な心身の維持に欠かせないものですが、それがジヒドロテストステロンに変わると発毛の抑制や制欲減退などを引き起こしてしまうのです。よく男性ホルモンが多いとハゲると言われますがテストステロンにはハゲる作用がありません。

5αリダクターゼの量が多ければ減らせば良いと思いますが、これは遺伝によって決まっているため薬で抑制することしかできません。つまりAGAは現代の医学で根治できない症状です。

AGAかどうか知りたければ薄毛の進行パターンをチェックすることや、両親や祖父母にAGAの人がいなかったかを確認することがおすすめです。AGAクリニックで遺伝子検査を受けるとより確実にAGAリスクがわかります。

AGA治療で気になる用語の意味も解説

難しい言葉も一つずつ意味を知ればいい

どんな病気について調べても難しい単語が出てきて、理解できなくなることがよくあります。こちらではAGA治療を知る上で知っておきたい言葉の意味をいくつか紹介します。

発毛サイクル

発毛サイクルとは髪の毛が生えて、脱毛する流れのことを言います。ヘアサイクルと呼ばれることもありますね。髪の毛は細胞分裂を繰り返して伸びていきますが、発毛から太く長く抜けていく時期を成長期、髪の毛の成長が止まる時期を退行期、髪の毛が毛根と離れて抜け落ちるまでを休止期といいます。

髪の毛が切っても切っても伸びてくるのは成長期が4〜6年続くからです。やはり弱くて細い抜け毛は異常なのです。

スカルプケア

スカルプ=頭皮、つまり頭皮ケアのことです。頭皮の状態が悪いとフケやかゆみ、ベタつきの原因となりひどい時には炎症を引き起こします。ただ、AGAは体内の問題ですから頭皮ケアでの改善は期待できないです。

育毛シャンプーというものもありますが、殺菌や保湿の効果しかありません。医薬部外品である薬用シャンプーも同様です。

サプリメント

サプリメントとは栄養を補給するための健康食品です。医薬品のように何かを治す効果は証明されていません。AGAのサプリといえばノコギリヤシが有名ですが明確な根拠は見つかっていないようです。

円形脱毛症

円形脱毛症はストレスや免疫反応を原因とする脱毛です。AGAとは関係がなく、局地的かつ大量に髪の毛が抜ける特徴があります。頭頂部や前髪の脱毛であっても一度に抜けるようならAGAでなく円形脱毛症を疑いましょう。

育毛サロン

育毛に良いと考えられる施術をしてくれるところですが、皮膚科やAGAクリニックと違い病院ではありません。よって育毛サロンは医師が診断を行わないず、できることも頭皮環境の改善までです。しかし、血行促進の施術による育毛効果は侮れません。

わかりやすく言えば整形外科医とマッサージ店くらい違います。

意味のあるAGA治療は薬と成長因子で

AGAの治療はAGAクリニックで

AGAは遺伝が関わっている以上、生活習慣の改善では治せません。原因である5αリダクターゼを薬で抑制します。AGAの治療はAGA外来を行なっている皮膚科やAGAクリニックで行います。泌尿器科でもAGA外来をやっている場合があります。薄毛は基本的に皮膚科の分野ですがAGAへの詳しさは病院によって異なるのでAGAに特化したAGAクリニックを選んだ方が無難です。

AGAの治療にはこのような薬が使われます。

プロペシアは一般的に知られている治療薬

プロペシアはかつてAGAを治療する唯一の薬でした。その効果は5αリダクターゼの抑制でフィナステリドという有効成分が含まれています。飲み続ければ脱毛を食い止められます。ただし、5αリダクターゼの働きを抑えられるのは飲み続けている間なので服用をやめるとまたAGAが再発します。

AGA治療をやっている病院であれば必ずと言って良いほど用意しています。

プロペシアはジェネリックも選べる

プロペシアは作られてからある程度年数が経っているためジェネリック医薬品が作られています。ジェネリック医薬品は同じ効果と副作用でプロペシアより安いためお得にAGA治療ができます。ただ、ジェネリック医薬品として認められないコピー品もあるので国内で認可されていないフィンペシアやエフペシアを購入するときは要注意です。

ザガーロはプロペシアより効果が高い

2015年に認可されたザガーロにはフィナステリドより効果の強いデュタステリドが使われています。そのためかザガーロはAGAの抑制だけでなく発毛効果も確認されています。ザガーロを扱うAGAクリニックはこれからも増えていくでしょう。

推奨度はプロペシアと同じAランクですがプロペシアより副作用が強いと言われています。気になるときは医師に相談してください。

リアップは発毛を促す

AGA治療薬としてはリアップも有名です。リアップは血行をよくするミノキシジルで発毛を促します。また、ミノキシジルを使うと髪の細胞分裂が促進されるようです。

プロペシアやザガーロとの併用がよく行われます。それぞれの長所を生かして薄毛を改善しましょう。

育毛メソセラピーの効果と注意点

AGAクリニックのメニューを見ると育毛メソセラピーというものがあります。こちらは医薬品の処方に比べてかなり高額です。メソセラピーとは注射を用いる施術のことで、育毛メソセラピーの場合は頭皮に発毛を促す成分を注入します。

育毛メソセラピーは成長因子で発毛を促す

育毛メソセラピーに使われる薬剤には毛根での細胞分裂を促す物質(成長因子)や髪の細胞になれる幹細胞が含まれています。他にも髪に良いとされる栄養素が色々と含まれているようです。プロペシアの効果はAGAを止めるまでだし、毛根が休んでいる状態ではザガーロやミノキシジルだけで発毛できると限りません。

簡単に言えば育毛メソセラピーは「通常の治療で髪が生えなかった人」や「今以上に髪の毛を強くしたい人」向けに行われるスペシャルケアです。

医薬品が含まれている場合は要注意

育毛メソセラピーは単価や利益が高いため、無理に売ろうとするクリニックもあるようですが、最初は医薬品だけを使いましょう。フィナステリドやミノキシジル入りの薬剤を注入する場合は特にどの成分が効いたか分かりづらいので気をつけてください。

AGA治療は悪徳商法もいっぱい。言葉の意味を知って惑わされないように

薄毛は男性の印象を大きく変えるので、薄毛治療は一種のアンチエイジングと言えるかもしれません。でも、コンプレックスで他人に相談しづらいからこそ薄毛治療の商品には効果のないものがたくさん紛れています。

どの育毛剤を見てもAGAに効果があるような説明がされていますが本当に医学的根拠のあるものはわずかです。難しい言葉や医学用語が出てきたときもその都度検索してください。
余談ですが米国消化器学会も略称がAGAなので、検索して胃腸、大腸というワードが出てきても気にしなくて大丈夫です。

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